ホームシアターの機器は、チャンネル数や対応規格だけでは体験の違いを判断しきれません。音の方向、声の聞き取りやすさ、低音の感じ方、長時間座ったときの快適性は、実際の視聴で初めて分かる部分があります。
特にチェアスピーカーは、シェルの内部に入り、視聴位置の近くに配置されたスピーカーで聴く製品です。一般的なスピーカーやサウンドバーとは体験の成り立ちが異なるため、導入前の試聴をおすすめします。
1. 音の方向と移動が自然に分かるか
VRS-1とVRS-W1は、11.2ch・14個の独立したスピーカーを内蔵し、Dolby AtmosやDTS:Xなどの立体音響に対応します。体験時は、左右だけでなく、後方や高さ方向へ音が動く場面に注目してください。
派手な効果音だけでなく、雨音、人の足音、遠くの環境音などで、映像の位置と音の方向が自然に合っているかを確認します。
2. セリフや小さな音が聞き取りやすいか
メーカー公式Q&Aでは、シェルが外部の雑音を遮り、内部の反射音を抑えること、各スピーカーと耳の距離が約30〜50cmと近いことが説明されています。
大音量の迫力だけでなく、音量を少し下げた状態でもセリフ、衣擦れ、呼吸音などが聞き取りやすいかを試してください。
3. 低音を耳だけでなく身体でどう感じるか
VRSシリーズは、椅子全体をサブウーファーの筐体として設計しています。低音の量だけでなく、振動がどのように伝わるか、長時間でも疲れにくいかを確認します。
低音の好みは人によって大きく異なります。体験会では、迫力を優先する設定と、落ち着いて長く見られる設定の両方を比べると判断しやすくなります。
4. シェルの内側と外側でどう聞こえ方が変わるか
チェアの中で聴いた後は、外へ出て同じ音を確認します。内部で感じた音量と、室内へ広がる音の差を知ることで、ご自宅での使い方を想像しやすくなります。
シェルは音を外へ漏れにくくする構造ですが、完全防音ではありません。特に重低音は伝わりやすいため、深夜に使用する場合の音量調整も確認しておきます。
5. 長く座ったときの姿勢と圧迫感
映画一本を楽しむには、音だけでなく座り心地も重要です。背中や腰の支え、目線の高さ、トレイの位置、出入りのしやすさを確認します。
メーカーは、VRS-1に20mmと30mmの高さ調整リング、VRS-W1に30mmのリングが付属すると案内しています。体格や靴の有無に合わせて、画面と耳の高さが自然になるかも相談できます。
6. 一人掛けと二人掛けのどちらが生活に合うか
VRS-1は一人で集中して楽しむモデル、VRS-W1は二人で体験を共有できるモデルです。誰と、どのくらいの頻度で使うのかを考えます。
二人掛けは横幅1,400mm・重量133kgです。一人掛けとの違いは座席数だけではないため、設置スペースと搬入条件も合わせて検討します。Introplaceの個別体験会ではVRS-W1を体験できます。
7. 自宅で必要になる機器と操作
VRS-1/VRS-W1の11.2ch再生には4Ω対応のAVアンプが必要です。Introplaceでは対応AVアンプとのセット販売をご用意しているため、お持ちでない方が別途準備する必要はありません。すでに対応AVアンプをお持ちの場合は、重複して購入せず、本体のみの購入についてご相談いただけます。
体験会では、テレビ、配信端末、ゲーム機、レコーダーなど、普段使う機器の接続と操作の流れも確認します。
Dolby Atmosの再生可否はチェアスピーカーだけで決まらず、コンテンツ、配信プラン、再生端末、テレビ、AVアンプなどの対応状況にも左右されます。お使いの機器の型番を控えておくと相談がスムーズです。
体験前に準備しておくとよいもの
- 設置予定の部屋の寸法や簡単な間取り
- 玄関、廊下、階段、エレベーターの寸法
- テレビ、再生端末の型番と、お持ちの場合はAVアンプの型番
- 普段楽しんでいる映画、ライブ、ゲームの種類
- 使用する時間帯と、音量について気になること
特定コンテンツや機器の持ち込みを希望する場合は、予約時に可否をご相談ください。
実機で7つのポイントを確認する
Introplaceの個別体験会で、VRS-W1の音、座り心地、設置イメージをご確認ください。ご相談内容に合わせてご案内します。
個別体験会を予約する