チェアスピーカーは、一般的な椅子よりも大きく、アンプや映像機器との接続も必要です。購入を決めてから搬入できないと分かることがないように、設置場所だけでなく、玄関から部屋までの経路を順番に確認します。
ここでは、Introplaceでご案内している一人掛けVRS-1と二人掛けVRS-W1を中心に、メーカー公式情報に基づく確認項目をまとめます。
1. 本体寸法と重量を確認する
- VRS-1
- W995 × H1,340 × D1,085mm/93kg
- VRS-W1
- W1,400 × H1,310 × D1,085mm/133kg
- 最小搬入間口
- 両モデルとも64cm
- 2階への設置
- 全モデル、事前相談が必要
本体寸法だけで設置可否を判断せず、トレイ、回転範囲、着座・退出の動線、テレビ台やアンプラックの寸法も加えて考えます。
2. 玄関から設置場所まで測る
メーカー公式では、搬入時に製品を上部・下部などに分け、立てた状態で運ぶ方法を案内しています。最小搬入間口64cmは、コーナーが一つ以下など比較的単純な経路での目安です。
連続する曲がり角では、通路幅と曲がる方向によって820mmまたは905mmの間口が必要になる例も示されています。次の場所を写真と寸法で記録しておくと確認しやすくなります。
- 建物入口と玄関扉の有効幅
- 廊下の最も狭い部分
- 連続する曲がり角と切り返しスペース
- エレベーターの扉、内部寸法、積載量
- 階段の幅、踊り場、天井までの高さ
- 設置する部屋の入口幅
扉の幅は枠の外側ではなく、扉を開けた状態で実際に通れる「有効幅」を測ります。手すり、ドアノブ、照明などの出っ張りも含めて確認してください。
3. テレビと視聴位置を決める
VRSシリーズは、55〜65インチの4Kテレビと組み合わせることを前提に設計されています。メーカー公式では、テレビ画面とチェア中心の距離を約1.0〜1.2mとする想定が示されています。
画面サイズだけでなく、字幕の見やすさ、目線の高さ、アンプを操作できる位置を確認します。映像と音の位置がずれないよう、テレビとチェアの中心をできるだけ合わせます。
4. AVアンプと接続機器を確認する
VRS-1とVRS-W1を11.2ch構成で使用するには、4Ω対応の11.2ch用AVアンプが必要です。Introplaceでは、チェアスピーカー本体と対応AVアンプを組み合わせたセット販売をご用意しています。AVアンプをお持ちでない方が、適合機種をご自身で探して別途準備する必要はありません。
すでに対応AVアンプをお持ちの場合は、合わせて購入する必要はなく、本体のみの購入についてご相談いただけます。お持ちのアンプを使用する場合は、型番から4Ω対応、チャンネル数、入出力端子などを事前に確認します。サブウーファー用のステレオアンプは、日本国内向け製品に付属するとメーカー仕様に記載されています。
テレビ、レコーダー、ゲーム機、パソコンなどの接続可否はAVアンプの入力端子と対応規格によって変わります。Dolby Atmosなどを楽しむ場合は、作品、配信サービス、再生端末、テレビ、AVアンプがそれぞれ必要な規格に対応しているか確認します。
製品背面からは、Lスピーカー、Rスピーカー、サブウーファー用の3本のケーブルが出ており、メーカーQ&Aでは各4mと案内されています。ケーブルが歩く場所を横切らない配線経路も決めておきます。
5. 床・電源・日常の動線を確認する
- 床の状態や建物固有の荷重条件を管理会社・施工会社へ確認する
- テレビ、AVアンプ、付属アンプなどに必要な電源を確保する
- アンプの放熱スペースを各機器の説明書に従って確保する
- チェアの回転範囲に壁、棚、カーテンが入らないようにする
- 子どもが上に乗らないよう、日常の使い方も決めておく
重量物の設置条件は建物ごとに異なります。メーカーQ&Aに一般的な検討例はありますが、最終判断は建物の管理者や専門家へ確認するのが確実です。
6. 最終確認は図面と写真で
設置相談では、部屋の寸法だけでなく、玄関から設置場所までの写真、簡単な間取り、テレビの型番があると判断しやすくなります。すでにAVアンプをお持ちの場合は、その型番もお知らせください。特に階段や連続する曲がり角がある場合は、購入前にご相談ください。
搬入と設置条件を相談する
体験会では、実物の寸法やセット販売のAVアンプもご案内します。対応AVアンプをお持ちの場合は、そのまま使えるかも含めてご相談いただけます。
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